あなたの身の回りで災害が起きた時から、公的な援助があるまでの間に、食べ繋げるものがなくなったことを想像するとゾッとしませんか？
自治体にいた頃、防災担当者として業務時間外にこそこそ各社の保存食を味見していた僕が、備蓄用パンを選んでみたので紹介します。
どれくらい備蓄食料が必要？
少し前までは、３日分は持っておきましょう！と言われていました。
しかし、土砂災害やダムによる悪影響があった地域では、各災害対応機関が食料を指定非難場所へ届けるまでに、２週間以上かかってしまうことがありました。
そういった地域を想定して２週間分くらい持っておこう！という流れになってきています。
とはいえ、非常食買うのめんどくさくない？
今日・明日のためではなく、いつ来るかわからない災害に備えるためのものなので、なんとなくめんどくさい気持ちも分かるし、お金が勿体ないという考え方が頭をよぎってしまうかもしれません。
ただね、最近の備蓄用パン、スイーツレベルで美味しい！
食べたことがある方はご存知かと思いますが、最近の備蓄用パンに関してはめちゃくちゃ美味いです！
たしかにちょっとアルファ米とかおかず系は「非常食」だよねーって感じだけど、パンはふつうにデザート感あります。
とりあえず買ってみて、天気悪い日とか買い出しに出かけたくない日とかに食べちゃうっていう選択肢が全然取れるレベルで美味しいです。
お父さんが家族のために揃えたら、株も上がることでしょう。
ということで、そんな備蓄用パンを味と使いやすさなどの観点で3品をランキング形式にして紹介します！ちなみにどれも牛乳と合います♪
第１位 缶deボローニャ
味：プレーン・チョコ・メープル
高級感のある缶詰型のパンです。
デニッシュパンでも有名なボローニャが出している商品なので、味はもちろん安定しておいしいです。
缶を何個も持ち運ぶとかさばるので、災害用としてだけでなく登山などのレジャーにも持ち運んで食べたいっていう方向きではないかもしれません。
しかし、缶詰という保存方法の安心感は強いですね！
まずは１缶を家族と味見してみてはどうでしょうか！
第２位 パン・アキモト おいしい備蓄食
カラフルでオシャレな缶に入ったパンです。
味もフルーティーで、非常時じゃなくてもおやつとして食べられます。
「焼きたてのパンをそのままパックする」という考え方で製造されたもので、しっとりして少し甘めで美味しいです。
第３位 尾西食品 ひだまりパン
味：プレーン・チョコ・メープル
子供がパンを持つかわいくて明るいパッケージが和みます。
柔らかくて食べやすいことから選ばれている商品です。
こちらはアルミパックにパンが入っており、かさばらないので、部屋のスペースをドンと取ることはあまりないし、レジャーにも持っていけます。
食べた後の処理が楽ということもあり、とりあえず試しに保存食買ってみようかなっていう人におすすめします。
備蓄食料は災害時のためだけではない？
備蓄食料は、新型インフルエンザをはじめとした感染症が流行したときや、局地的なテロ・暴動があったときなど、外にしばらく出ることができなくなったときにも活躍します。
毎年インフルエンザは形を変えて猛威を振るいますし、海外での信仰にまつわる対立を由来とするテロが激化しているので、日本国内でも大げさすぎる話ではありません。
「あれも起きるかもしれないこれも起きるかもしれない」とネガティブになりすぎるのも良くないですが、「１日分の缶詰くらい持っておくか」という心構えは家族や自分の生活に安心をもたらします。
間食を控える＝ダイエットとしても使える
例えば、部屋に置いておいたり、オフィスのデスクに忍ばせているお菓子を缶詰の非常食に置き換えれば、間食が我慢できない方にとってのダイエットにもなります。
〇ごはんまで時間あるし、ちょっとつまんじゃおうかなー♪
〇今日はあと１時間残業するから食べちゃおう！
っていう感じで今まで食べていたおやつも、缶詰に入っていると、
「ほんっとーに今このパンを食べる必要があるのか？」
という思考を一回挟むので、無駄食いが無くなります。
災害に対する備えとして持っておいてもいいわけですし（むしろ置いておいた方がいい）、時には食べてもいいおやつとして持っておくというのは悪いことではないはずです。
災害のための備えだからといって緊張する必要もかしこまる必要もないので。
缶詰という、ちょっとした壁をダイエットの機会に繋げることができるよという例を紹介させて頂きました♪
まとめ
〇災害時、公的支援が来るまでには時間がかかる。備蓄食料を持とう。
〇備蓄用パン、今はどれも美味しい。
〇とりあえずおやつ用に持っておくという気持ちでもいい。
〇どれも牛乳に合う。
〇お父さんの株が上がるかもしれない。
〇ダイエットに使えるから恋人と上手くいくかもしれない。
最後まで読んでくださってありがとうございます！
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