概要
DEAD POP FESTIVAL(愛称:DPF。コンドーム配られたりした。)という音楽フェスでONE OK ROCKのパフォーマンス中にダイバーが客の上を転がっていて、下になった人たちがダイバーの腹やお尻を殴っていたとのこと。
Twitterとかで、殴った人に対する批判が相次いでいる。
調べてみると、このフェスはダイバーがめちゃくちゃ多かったらしく、
「今日10回は飛んだわーまじ飛んだわー」みたいなコメントがSNSの至るところに見られた。
ダイバーアッパーマン(殴った人たち)に腹が立っているおそらくの理由
〇かなりイキっていた
周囲にいたお客さんの話によると、けっこうイキっていたらしい。
様子をみていた人たちのコメントを見る限り、不快になるレベルだったみたい。
〇満面の笑みだった
楽しそうに殴っていたらしい。
〇地蔵だった
前のバンドから、席を取り続けるいわゆる「地蔵」styleの青年だった。
一方でそもそもダイブって・・・
お客さんの上をゴロゴロ流れていくダイブ。
他のフェスに漏れずDPF主催者から提示されている注意事項では禁止とされている。
足が下敷きになった客の頭や顔に当たって怪我をさせる危険性は十二分にあるし、ダイバーだって危ない。
両者ともに死の危険だってあると思う。
何か起きたときの責任問題になった場合、主催者や協賛者だって危ない。
良くないものには違いない。
ただ、風物詩になっている部分はあって、注意事項も建前化していることさえある。
注意しようもんなら、
「うわーやべーやつに絡まれた。通報したろか。」
って顔される風潮だ。
地獄かい?
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのライブを味わったことがあるかい?(全く脈絡ないしどうでもいいね?)
ミッシェルを追いかけていた頃からダイバーの存在は知っていたし、危険行為とは分かっていてもやってしまう行動らしいことは分かっているつもりだ。
でもさ、殴られる危険性くらい想定して人の脳神経の上転がってんだよね?
ダイブの前提、無視しすぎじゃね?
ダイバーも殴った側もどちらも血気が盛んな当事者である事例で、どっちの方がより悪いとは言い切れない問題だけど、どっちが悪いか言い切れないからこそ、両者の犯した罪を比較衡量して考えると、ダイブが人の命を奪いかねない禁止行為であることを無視して、殴った人を大きく取り上げてバシバシ批判するのは違うと思うんです。
どちらともクソだという論調を呈したい。
むすびに
フェスの空気に包まれているとなんだか強くなった気になっちゃうよね。
自分の血管に最高のパフォーマンスをしたバンドの細胞が流れている気になっちゃうよね。
同じ金払って楽しみに来た客の細胞まで奪わない方法で楽しみましょ!