ゴールデンカムイの愛され脱獄王 白石由竹とそのモデルの共通点
野田サトルさんが描く漫画「ゴールデンカムイ」に登場するキャラクターの多くは、実際に存在していた人物がモデルになっていることが多いです。
ハイパー愛されクズ脱獄坊主(脱獄王) 白石由竹もまた、実在していた人物がモデルとなっています。
モデルとされている人物は、罪人であるにも関わらず「伝説の人物」といっていいくらいに取り上げられているので、おっちょこちょいで下品な印象のある白石と比較するとびみょーに違和感がありますが、共通点も見られるのでよく見ていくと面白いです!
白石のモデルは昭和の脱獄王 白鳥由栄(しらとりよしえ)
ゴールデンカムイ界の脱獄王 白石は、昭和の脱獄王 白鳥由栄がモデルとなっています。(野田サトルさんもインタビューで言及。)
昭和の脱獄王 白鳥由栄
青森県出身。
26年間で4回の脱獄を遂げました。
網走刑務所に収監された際に、味噌汁の塩分で鉄を溶かして脱獄したといったエピソードが有名です。
「破獄」(緒形拳さん主演のものとビートたけしさん主演のものがある。)というテレビドラマで再現されるほど有名かつドラマティックに取り上げられてしまう人物です。
それぞれ誤認逮捕じゃなかったとしたらめちゃくちゃ悪いやつだけどね!!
昭和の脱獄王 白鳥由栄と白石由竹との共通点とは
モデルというからには共通点が多々あります。
とりあえず名前が似てる
文字面を見たまんまですね。
「白」と「由」の字が両者共に使われています。
自身の脱臼を外すという技
両者共に自身の関節を外すことができるという特異体質を持っています。
漫画キャラの白石はともかく実在した白鳥が出来るってヤバくないか?
実在した人物の特異体質ということが分かることでより白石の行動にリアリティを感じることができますね!
農家にボコられた
白石は埼玉で野菜泥棒をしようとして農家にボコボコされました。
白鳥も畑泥棒と間違えられ、農家に袋叩きの目に会っていましたね。
情に流されやすく、ドジる
白鳥は、当時貴重だった煙草をもらったことで、久々に気遣われたことに感動して自分が脱獄囚であることをサクッと自白した。
白石もゴールデンカムイの作品の中で、単純な絵(結果的に上手かったけど)の女性に発情したり、監獄の前で看守に話しかけて捕まるなどの茶目っけを見せています。
看守が当直のときにプレッシャーを感じる
白鳥は、看守の間で「自分が当直の時に脱獄しないでほしい」と話されるほどプレッシャーを与える存在でありました。
このエピソードが、白石のセリフ「あんたが当直の時に脱獄するよ?」につながっていると思われます。
まとめ
まったく褒められた行動をしているわけではないし擁護できたものじゃないけど、どこか抜けていたり超人的な体質を持っていて目が離せないところは「ゴールデンカムイ界の愛され脱獄王 白石」と「昭和の脱獄王 白鳥由栄」の大きな共通点ですね!
実在した人物を意識することで、ゴールデンカムイにリアリティを感じることができれば、より漫画・アニメの世界を感じられるはず。
今後のヤツの活躍に目が離せませんね!!
↓白石に関する情報をまとめていきます。