-黒いドレスに包まれた豊満な体躯を魅せつける-マツコ・デラックス。
「月曜から夜更かし」では水を飲んではゲップをし、有吉との番組では下ネタをバシバシ公共の電波に乗せてお茶の間に送り込む。
「オカマ」や「女装家」という言葉ではくくれない女装家であるオカマに謙虚さと潔さを強く感じ、こんなエントリーを残したくなった。
マツコ・デラックスさんの仕事のデラックスさ
マツコ・デラックスといえば、トークは面白いしリアクションだって目を引く。(笑い方に夜のお店の香りがする気もする)
東京の地理の話みたいなマニアックな話や各種持論を持っていて、おふざけしなくても視聴者に傾聴させる力があるように思う。
活動時期 2006年(女装タレントとして) 現在の代表番組 ホンマでっか!?TV
マツコの知らない世界
月曜から夜ふかし
アウト×デラックス
夜の巷を徘徊する
マツコ会議
マツコ&有吉 かりそめ天国 など過去の代表番組 マツコの部屋
マツコとマツコ など他の活動 コラムニスト
エッセイスト
wikipediaより引用
自身の冠番組をいくつも持っているし、きっとライターとしてだって生活できるくらい稼げてしまう状況だ。
あそこ(下ネタじゃない)まで売れっ子になれば、発言を一般の感覚に合わせに行く方向に意識がいくもんなんじゃないだろうか
しかし、彼は(彼にしておく)売れた漫才コンビが漫才のネタを考えなくなってしまうように、自分の形を世間ナイズさせて表現の幅を狭めようとはしない。
下品=謙虚なんじゃないか?
自身の人気やスポンサーにあぐらをかかずに下品でアウトデラックスな発言を続ける。
これってなんだかすごく謙虚な態度に思えてきませんか?
ストイックさすら感じませんか?
あえてハードモードを選ぶ生き方というか。
「あえて幸せと距離を置く」壇蜜的というか。(あ、壇蜜の方がキャリア短いかも)
なぜマツコ・デラックスは下ネタを話し続けるのか
なぜマツコ・デラックスは、世間が生み出した強く不気味な放送倫理にわざわざ立ち向かうようなことをするのか。
それはもう彼の性質なんだろう。
下ネタがマツコ・デラックスの大部分を構成していて、下ネタを吐き出すことは、テレビの仕事どころか生きていくことにとても自然なことなんだろうと思う。
ここまで書き続けてきたことのほとんどを否定するようなことにもなってしまうけど、とても自然なことなんだろうと思う。
オカマバーやショーパブでは綺麗なお店とそうじゃないお店があり、そうじゃない方の多くの店ではド下ネタが頻繁に飛び交う。
世間のオカマを応援していることが垣間見える発言もあり、また、雑誌の編集社に所属していたことから、そういった文化にも取材等でどっぷり漬かっていたのかもしれない。
ようするに、べつに立ち向かっていないのかもしれない。
放送倫理など相手にしていないのかもしれない。
喜ぶファンもいる
狙っていないにしても、こういった発言によって根強いファンを増やしているという側面もあるだろう。僕みたいなファンを。
まとめ
小さくまとまらずに潔く自分が持っている下の部分をあられもなくカメラとマイクにぶつける姿勢に謙虚さを感じ、敬意を覚えます。
でもおじさんのときの画像が出回るのはかわいそう。
最後まで読んでくださりありがとうございます!