「絶対にミスをしない人の脳の習慣(樺沢紫苑)」という本を読んで、スマホをたくさんいじって大量の情報に触れると仕事や日常生活でミスが増えてしまうことが分かったのでここにアウトプットしておきます。
この記事にミスが多くなる原因と、ミスを減らして脳に余裕を作る方法をまとめてみたのでご覧ください!
なぜスマホのいじりすぎが脳によくないのか
スマホの手軽さによって隙あらば情報収集しますよね?
今や誰もが分からないことや興味ある事、共感したいことを検索かけて、ニュースやブログ、動画サイトなどあらゆるコンテンツから情報を得ているでしょう。
必要な情報だけを収集するのであれば素晴らしい行動であるはずなのですが、中にはどうでもいい情報や本当かどうかあやしい情報、ただただ惰性で触れている情報にも目を通してしまいがちです。
スマホから必要な情報の他にあんまり必要ではない情報も多く脳に入れてしまうことで、脳のワーキングメモリがいっぱいいっぱいになってしまい、消耗してしまうということなのです。
また、当たり前だけど、脳や目の疲労、睡眠の質の阻害も頭に良くない影響があるとのこと。
脳のワーキングメモリとは、ここでは、何か作業をするときに使う頭の領域のことを言います。
ワーキングメモリを鍛える方法(対策)
睡眠
しっかりとした睡眠(この本では7時間以上)は、脳を行き来する情報を整理整頓し、ワーキングメモリを充実させるとのこと。
忙しい中で7時間以上の睡眠を取れる状況に持っていくことができるかっていうのが課題ですね。
読書
読解力とワーキングメモリには大きな関係があり、読解力を鍛えることで仕事や勉強でのミスが減るようです。
勉強
頭良くなるために勉強ってそのまんまじゃねーか!って思うかもしれませんが、知識を頭に入れるとか解法を学ぶとかそういうことだけじゃなくて、
作業をするときに、とりあえず脳に情報を置いておく領域が鍛えられ、ワーキングメモリに余裕が出るよということです。
あなたも経験ありませんか?
受験や資格のために一生懸命勉強している間、めちゃくちゃ頭が冴えている状態になる経験。
僕の経験を振り返ってみても、公務員試験の勉強をしている期間に民間企業の面接やグループディスカッションを受けると、アイディアがばんばん出てしょうがなかったという経験があり、納得がいきました。
暗算
ワーキングメモリを多用する作業であるため鍛えられるそうです。
マインドフルネス
最近よく聞くメンタルコントロール法。
「今現在起きていること、あることに心を集中する」ことで、集中力アップやストレス解消、自律神経の回復などの効果があるといわれています。
アメリカのgoogleやfacebook、マッキンゼー等の企業が研修に取り入れています。
スポーツ選手(スラムダンクで言えば仙道)がゾーンに入ったような状態に近づくこともあるそう。
瞑想から宗教色を無くしたものとも言える。
運動
とくに有酸素運動が有効であるとのことです。
実験の結果、ジョギングする前より、ジョギングをした後の方がワーキングメモリが充実することが分かったのです。
料理
料理を作っていくのに必要な材料を順序立てて調理していくという行為が、ワーキングメモリを鍛えるのに有効であると解説しています。
その他にも
自然に親しむこと、ボードゲームが紹介されています。
スマホを遠ざけるのが脳の整理への近道だけど・・・
スマホをいじらないっていうのはキツイですよね。無理。ほんと現実的じゃない。このやろー
そんな中で意識したいのは、本当に必要な知識や情報に触れることを心がけるということかと思います。
振り返ってみると、目的もなくネットの情報に触れて時間を潰してしまった経験をしている人は多いでしょう。
「ネットサーフィン自体が癒し」だっていう部分もあるかもしれませんが、たくさんの無駄な情報が脳の働きを悪くするという説との折り合いをつけることは必要でしょう。
まとめ
スマホって便利だけど大量の情報が頭に入ってくるから、脳が整理整頓できなくなって日常の中でミスが増えちゃうよ!っていう記事でした。
本の中ではスマホの話題はほんの一部で、他にもミスを防ぐ方法が書かれているので、興味があれば読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!