だべりたいむず

音楽や漫画を中心としたブログ twitter→sawasawa725

数的推理が苦手なあなたが平均点以上を取るために必要なマインド

スポンサーリンク

             f:id:interface725:20180324200054p:plain

 

公務員試験には必ずついてまわる数的推理がほんっとーに苦手な方向けの記事です。

 

数的をパターン学習で突破しようと思っていませんか?

過去問も模試も初見の問題では壊滅的な点数しか取れなかったところから、独学で7割は安定して取ることができるところまで持っていった体験を踏まえて書いていきます!

 

 

公務員試験特有のパターン型学習

公務員試験の試験範囲には「広くて浅い」という性質があり、この性質から、「とにかく最初は分からなくてもいいから参考書や過去問集を何周もしよう!」という対策が取られる傾向にあります。

 

パターン型勉強の落とし穴

たしかに、専門科目や多くの教養科目であれば、テキストや過去問を何度も読んでいれば、文章が立体的にみえてくるようになって、「こういうことが書いてある。」「こういうことを問われる傾向にある。」というように理解が進んでいきます。

 

しかし、数的推理が苦手な方はこの公務員試験の対策方法のデメリットにはまってしまっている可能性があります。

 

1周目「わからない」→「解説読む」

2周目「この問題はどんな解法使うんだっけ」→「解説読む」

3周目「これはこの解法を使ってここに代入していけば解ける問題だ」

 

というように、他の科目と同様に「問題の内容」と「必要な知識・解き方」を覚えてしまい、反射的に答えまでの過程が全て分かってしまう状態になってしまいます。

 

すると、勉強した気になって、数的対策が進んでいる気がしてしまうのです。

 

対策しているはずなのに、初見の問題を解いたときに「あれ?同じ分野の解法覚えたのに解き方がわからない。。」という事態につながっていきます。

おそらく出題者側からの「サービス」かもしれない問題なのに初見ではなかなか解けない状態が続く方も多いのではないでしょうか。(僕がそうでした。)

 

事態に気付くのが直前期だった場合、冷や汗ものですね。

ではどうやって初見の問題への対応力をつけるか。

 

分からなくてもじっくり考えてみる

 数的推理の学習のできるだけ序盤の頃から、分からないなりに考えて解いてみるということが重要です。

 

 解法がわからなければ問題は解けないことが多いので、解説を読むまでは直面した問題を解くことはできません。

それでも解説を読むことをちょっと我慢して考えてみる。

問題文をしっかり理解して頭に溶け込ませてみる。とりあえず問題文に出てきた数字を掛けたり割ったり、足したり引いたりしてみる。

やることをやってみて、他の科目より少し時間をかけてから解説を読んでみましょう。

 

考えてから解説を読み、解法を適合させることで、なぜその解法を使うかが見えてきます。問題と解法の間の部分が見えてくる感覚。

初見で問題を解く力が物足りなく感じるのは、解法を覚えても、直面している問題と解法の繋がりがイメージできないていないというところに大抵の原因があると言っていいでしょう。

悪あがきでも今持っている力で問題と戦ってみることで、より解説から得る力を増大させて、少しでも数的推理と向き合う時間を有効に使うことができます。

専門試験や社会科学に出てくる経済で言う、「効用が上がる」という状況ですね。

 

 

考えて答えにつなげる練習としてこの本にとてもお世話になりました。

繰り返し解くことで基礎的な力がかなりついたし、この「ワニ本」がなかったら数的は点取れずにおそらく落ちてた。

 

数的推理と向き合う時の心理的負担を減らすことに繋がる

公務員試験の多くの科目を対策することにおいて有効な、「問題文を読む→選択肢をきる→分からないところの解説読む→はい次」というパターン型、周回型の学習法は、結局スピードをもって試験対策をすることが目的となっています。

何科目もある科目をひたすら広く浅く学んで、拾える問題を増やしていくこの試験の性質があるためです。

 

このスピードを目的とする学習に馴染んでくると、スピーディーなリズムに慣れて、苦手な科目を対策するときに心理的な焦りがでてきます。

「他の科目だったら5問できる時間なのに1問も進んでない・・・」

「あんなにテキストまわしたのに初見になると解けない・・・」

こうなりがちです。

 

でも、数的推理はちょっとVIP扱いしてあげて、

「とにかく1問と向き合ってもいい科目に位置付けよう。悪あがきしたりして向き合う時間を作ってみよう。」

とすることで、スピード重視で数的対策するときの焦り・プレッシャーがかなり減ります。

学習のときから考える癖をつけて向き合ってみてください。

 

まとめ

○周回を重視してやると初見の問題を解くときに思考ストップしてしまう

○問題をよく理解したり、少し今持っている知識で戦ってみてから解説を読んでみよう

○ゆっくり向き合う科目に位置付けてみよう

 

問題と解法を繋げる力を身に付けることがあれば、難問を避けて平均点以上を取るという力が付きます!

僕もこの考え方でだいぶ自信を持って教養試験を迎えることができるようになったので記事を残しておすすめします!

 

公務員試験に関する記事は需要があるのかよく分からないので、何かしら反応頂ければ増やしていきたいと思います。

 

最後まで読んでくださりありがとうございます!

 

↓数的推理のオススメテキスト紹介しています!↓

 

www.sawa.creepytimes.me